当サイトでも推すことが多い MillenVPN はノーログポリシーで運用されています。
これは利用者のプライバシーを保護しているという意味ですが、本当にそうなのかという点が気になります。
当サイトが検証してみた結論としては、MillenVPN に関しては、プライバシー保護は問題ないと判断しました。
MillenVPN のノーログポリシーはログをとらないという意味ではない
MillenVPN はログをとらないサービスですが、その意味するところは、利用者の行動を特定するようなログはそもそも取得していないという意味です。
逆を言えば、利用者を特定できないローグなら、しっかり取得しているということです。
実は奥深い MillenVPN の利用者を特定するログ
MillenVPN は以下のログを収集し保存しています。
- 契約時に使用されたIPアドレス
- 登録者の氏名、郵便番号
- 決裁したクレジットカード情報
- 通信量
- アプリののバージョン
- 接続したVPNサーバー
以上のログは、個人が特定できてしまいます。
しかし、個人が VPN を使ってどこにアクセスし、何を行ったかまでは特定できない程度のログ内容です。
例えば、某国から天安門事件などを検索して、その内容に読みふけっていたとしても、VPN のログからは誰がアクセスしたのかを特定できません。
契約時のIPアドレスとクレジットカード情報をサービス会社が保存するのは、ほぼほぼ理解できると思います。
クレジットカード情報そもののは、決済業者の方で保存され、不正利用等が発覚した場合に初めて、
Millen VPN
側のユーザー情報と照合確認がされます。
1月の通信料と接続したサーバーロケーションを記録するのは、ユーザーの不正使用を監視するためです。
Millen VPN は一度契約すると、10台までの同時接続ができますので、明らかに第三者にアカウントを転貸したりなどの契約違反を監視するためだとされています。
VPN のバージョンなどのログ記録は、サポート目的で取得しているものですが、その他の情報と合わせると個人を特定するのに一役買ってしまいます。
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MillenVPN で保存されないログを探る
- 接続元のIPアドレス
- 通信・閲覧履歴
- DNSクエリ
ユーザーが VPN サーバーに接続した際、接続元のIPアドレスやタイムスタンプは Millen VPN は保存しません。
そのため、当局が VPN サーバー(もしくはログサーバー)を差し押さえ、押収したとしても、ログそのものがありません。
ログがあったとしても、接続元の IP アドレスは塗り消されてデータとして価値を持たない形でしか残っていません。
当然のことですが、DNS のクエリが残っていれば、どこのサイトを見たのかという情報の特定につながってしまいますので、これも保存していません。
ミレンVPNの30日間無料体験はこちらMillenVPN のノーログポリシーでと海外 VPN のノーログポリシーの違い
海外の匿名VPN、例えば NordVPN などと比較して、 Millen VPN のノーログポリシーの意味合いは違います。
NordVPN の場合は、現実問題、匿名掲示板などにヤバイ書き込みをしたとしても、VPN サービス会社からの身元特定はまずできないような体系になっています。
Millen VPN の場合は、違法行為があり、かつ迅速な対応が必要とされる場合は、怪しい動きをしたアカウントが丸々消されてしまうことがあり得ます。
この怪しい動きというのが曲者ですが、通常の匿名掲示板に書き込む程度ではこの動きには当てはまりません。
当サイトの管理人が、社長に直接質問して答えていただいたことは、 Millen VPN の利益を害するような利用者のアカウントは、厳正に対処するということでした。
これは、掲示板にヤバいことを書き込んで、当局が Millen VPN のログ押収するような事態を招いたユーザーという意味ではなく、自分の接続IDを小分けにして他社に貸したり、売ったりするような利用方法をとった人という意味だそうです。
現実問題、社長の話からは、盗んできたクレジットカードを不正利用してアカウントを開設したり、 Millen VPN に対して不正対応をしてきた者に対しては、業務威力妨害等の対処をするという意味だそうです。
いずれにせよ、ユーザーが何時何分にどこのサイトにアクセスして、何々を閲覧、書き込みしたというようなログは取得していないと断言しているので、プライバシー保護は満足にされていると思います。
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MillenVPN の安全性を再度確認
Millen VPN の安全性は、ユーザーが主に気になるのは今まで書いてきたことになるかとは思いますが、技術的な面ではどうなのかということも確認しておきます。
結論としては、 Millen VPN は暗号化方式として「AES-256bit」を採用しており、これは金融機関と同じレベルのセキュリティです。
第三者が通信内容を簡単に解読できるような通信方式ではありません。
適当な暗号化方式を利用している VPN でも、リアルな盗聴は面倒でやりにくいものなので、 Millen VPN はこの点、問題はありません。
現実問題、暗号化方式が問題になるのは中国などの検閲がありえる国から使う場合です。
当局の規制の程度により、必ずしも最強の暗号化ができるわけではないのですが、MillenVPN Native OpenConnect で接続しても、安全性は高いです。
Millen VPN を利用して日本国内に原稿などのデータを送信したとしても、中身が解読されて執筆内容が抜かれてしまうというようなことは、ほぼ考えられないということです。
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