本ページはこんな方におすすめ
- Torrent を試してみたい
- Torrent を安全に使いたい
- Torrent の違法性が怖い
- Torrent で捕まりたくない
Torrent をざっと知ろう!
Torrent(トレント)は、P2P(Peer to Peer )でデータ(主にファイル)をやり取りをする方法です。
具体的には Torrent ではプログラムの実行ファイルや、動画ファイル、ディスクのイメージファイルなど、種類やデータサイズはさまざなものがやり取りされています。
問題になるのは、必ずしも合法的なデータばかりがやり取りされているわけではないという点です。
Torrent は、本当の目的は健全なものなのですが、現実には違法ダウンロードに利用されてしまっている感があります。
かつては、雑誌などで毎月特集がされていましたので、心当たりある人も多いと思います。
そのため、ダウンロードする気がなかったにもかかわらず、やばいものをダウンロードしてしまったり、などなど、Torrent を使う人は必然的に、セキュリティに気を使う必要が出てきます。

Torrent の仕組み(Peer to Peer)をさっと理解する
一般的に、送信者がサーバーに共有したいファイルをアップロードして、受信者がそのサーバーからファイルをダウンロードするプロセスです。
必ず、間にサーバーが挟まります。
この、間のサーバーを省いて、直接、送信者から受信者にサーバーを介さずにファイルをやりとる手法を、ピア・ツー・ピア(P2P:Peer to Peer)方式と呼んでいます。
そのため、Torrent を使えば、特定のサーバーにアクセスの負荷がかからないめ、大容量のファイルが容易に共有できてしまいます。
一方で、特定のサーバーにデータを監視されることがないため、いけないファイルもやり取りされてしまうという負の側面もあります。
もちろん、そういうデータに悪戯に手を出して、やばいウィルスを引き込んでしまう人も、あまたの数います。

Torrent は違法なのか?
トレントの利用自体は違法にあらず
ビットトレント(BitTorrent)やµTorrentなどのトレントクライアントソフトは、中央サーバーを必要とせず、多くの情報を高速に通信することができるので、大変有用なソフトです。
その特徴から、ファイル共有するためのソフトとして、広く使われています。
当然ながら、正しい使い方をしていれば、違法ではないので、罪に問われることもありません。
著作権で守られた動画等をダウンロードしたりアップロードすると違法になる
結論としては、ダウンロードよりアップロードの方がが罪に問われるリスクは高くなります。ただし、違法性がある場合に限ります。
著作権法第119条第一項で、著作権等を侵害した者に対し、「10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」という規定があります。
これは、著作物を違法にアップロードした人に課されるものだと理解してよい規定です。
さらに、著作権法第119条第三項では、情を知って有償著作物の違法ダウンロード行為を行った者に対して、「2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」 とあります。
これが、非難のあるところですが、厄介なところで、著作物を違法にダウンロードした場合に課されるとされるものです。
トレントクライアントソフトは、ダウンロードする際に、同時にファイルをアップロードも行う仕組みで動きます。
そのため、トレントのダウンロードがらみで、著作権法違反の罪に問われた場合には、ダウンロードだけではなくアップロードもしたとして、刑の重い、「10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」 規定が適用されるリスクをはらんでいます。
かつて、Torrent を使いまくっても、ダウンロードがメインなら罪に問われるようなことはなかったのですが、光回線などの高速通信が当然になり、法律が不当に厳しくなった現在では話が変わってきています。
Torrent ネットワークそのものがダウンロードしかしない人ばかりで構成されてしまうと、成立しません。
クライアントソフトもバージョンアップを重ね、ダウンロードしかしないような使い方ができなくなっています。
そのため、利用者がダウンロードだけしているつもりでも、実はアップロードもしなければならないのが普通ですので、いがかる側としてはいかようにも言えてしまいます。

VPNを使えば情報を隠せる
Torrent を使う場合は、利用者情報は自分でわからないように隠すのが、身の安全を確保することになります。
かつては、SOCKS プロキシなどで工夫して身元を隠すのが一つの手段でしたが、現在では VPN を使うのが手っ取り早いです。
VPN を使うことで、P2P で直接ファイルをやり取りをする場合でも、接続する相手には VPN サーバーのアドレスしか見えません。
つまり、VPN を通した Torrent クライアントの通信をいくらパケット・キャプチャして、繋いだ先を分析したところで、リアルなユーザーの特定に至りません。追跡したところで、IP アドレスが VPN サーバーまでしかたどれないからです。
よくあるケースが、AV ソフトをダウンロードして(例えば有限会社プレステ〇ジのような会社から)、著作権侵害で損害賠償請求の内容証明郵便が届くようなケースに対応できます。
というのも、内容証明郵便に至る前の、プロバイダへの発信者情報開示の段階で実質上、手詰まりになるからです。
Torrent を使う場合のオススメ VPN は?
Torrent に対応している VPN であれば、実際どれを使っても使えるという事実があるのですが、やはり高速で通信できないとストレスがたまります。
当サイト的には、VPN をまだ使ったことがない方なら
Millen VPN
をお勧めします。国産で高速で、設定に戸惑ったときに、容易にサポートを受けることができるという点がお勧め理由です。
また、2年契約時の月額料金が500円をはるかに下回る点も大きいです。

次に勧めるのが、
NordVPN
になります。ほぼ、
Millen VPN
と同じような使い勝手なのですが、厳密に細かく精査すると、
NordVPN
に軍配が上がるポイントもあります。
迷ったら、
Millen VPN
をお勧めしますが、以下の記事も参考にしてください。
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MillenVPN と NordVPN、どちらの VPN を選ぶか考えてみる
本ページはこんな方におすすめ お手軽価格の VPN を探している MillenVPN(ミレンVPN)ってどんな感じ? N ...
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次に、お勧めなのが
Express VPN
です。
しかし、上の2つと比べて少々月額料金が高くなります。
経験上、
Millen VPN
と
NordVPN
の両者にトラブルや一時的につなげなくなった時でも、
Express VPN
は問題ないことが多いので、いざというときはお世話になっています。
専用アプリもよくできているので、上の VPN はすでに契約しているが満足していないというような方は、こちらを試してみてください。
最後に、
SurfShark VPN
についても、お勧めしておきます。デバイス数無制限で使える、
SurfShark VPN
の場合、複数の PC やスマホ、タブレットなどで Torrent と同時に他の作業も行う場合に重宝します。
こういった場合は、デバイス数は軽く10台程度は占有してしまいますので、ヘビーに多様に使いたい方は、
SurfShark VPN
もチェックしておいてください。
