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中国対策としてのVPNを考える

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中国対策としてのVPNを考える(MillenVPN Native OpenConnectを使う方法)

2023年10月10日

本ページはこんな方におすすめ

  • VPN を契約したけど中国では使い物にならないのは困る
  • ヤバイ国でVPNを使いたい
  • YouTube やインスタを中国でも使いたい

中国は、暗号化通信に関しては通信制限を行っています。
当局が監視できない通信は繋げないようにしたり、ユーザーからしてみれば使いにくいことを行います。

当ページでは、中国でも使える VPN を独自の視点で検証します。
結論としては、大半の人が満足できるであろうといサービスは、 Millen VPN です。

MillenVPN を使えばが中国からのアクセスができる

Millen VPN を普通に契約してアプリから設定すれば、中国からのアクセスが簡単に可能になるというわけではありません。

ひと手間かけて、 Millen VPN の、無料オプションサービスである「MillenVPN Native OpenConnect」を利用する必要があります。

中国からは MillenVPN Native OpenConnect で繋ぐ

Millen VPN は比較的契約しやすい VPN ですが、アプリをダウンロードしてそのままひたすらアプリとセットで使い続けてしまう方が多いように思います。

しかし、 Millen VPN が本領を発揮するのは MillenVPN Native OpenConnect 使うときです。公式サイトでもバッチリこのことは書かれているのですが、少々プロキシっぽい使い方になるのを嫌がってか、目立っていません。

MillenVPN Native OpenConnectは、OpenConnectプロトコルを使うことで、通信規制が厳しい環境でも安定してご利用いただけるサービスです。
MillenVPNをご利用中のお客様は、追加料金不要で、ずっと無料でご利用いただけます。

通信規制が厳しい環境」というのは、ズバリ中国国内からの接続という意味です。

ポイントは「追加料金不要で、ずっと無料でご利用いただけます」というところですね。

MillenVPN マイページ

手間と言っても、 Millen VPN のマイページにログインして、「MillenVPN Native・・・・」の「詳細」を確認するだけです。

Millen VPN と MillenVPN Native OpenConnect はパスワードが異なりますので、詳細からIDとパスワードを確認するわけです。

設定方法は、公式サイトが最新で最も正確ですので、以下のリンクを参考にしてください。

中国からどういったサービスにつなげたいのか意識しておこう

一般に、中国に渡航、出張などして、日本国内の情報や SNS などにアクセスするときは制限がかかるのが普通です。

たとえば、インスタ、YouTube、LINE などが制限される代表的なサービスです。

これを回避する手段が VPN になるのですが、何でもかんでも VPN を使えば中国からのアクセス制限が回避されるわけではありません。

無料の VPN は使えないことが多く、運良く使えてもその VPN サービス経由で情報流出に気を使う必要が出てきます。

商用 VPN で信頼も高いものでも、例えば CyberGhostVPN は中国ではまともに機能しません。

当サイトが比較的、一般的に推している CyberGhostVPN も、中国(上海)から繋げてみても、独自プロトコルで繋いだ場合残念な結果に終わっています(ただ、もう少し検証が必要かも)。

中国で規制しているウェブサービスの例

中国が意識的に規制しているウェブサービスとして、Google 系のサービスがあります。

検索エンジンとしての Google のみならず、YouTubeGmail、Google マップ、ストレージサービスの Google Drive に至るまで、現状は規制の対象になっている感じです。

ニュースサイトでも、日本で保守系とされるようなメディアや、BBC や The New York Times のようなものも規制されています。

SNS では、Facebook、X(Twitter)、Instagram、WhatsApp、LINE といった有名どころに規制がかかります。

動画投稿サービスは、YouTube だけでなく Vimeo などにも制限がかかり、ストレージサービスでは Dropbox といったものがアウトです。

以上のサービスをまったく使わない人は、実際問題 VPN 無しでも不便はないように聞こえるかもしれませんが、情報が漏洩することを防ぐためにも、中国からアクセスする場合は、できる限り VPN を通しましょう。

中国から日本のアマプラや Netflix にアクセスしたい場合でも、VPN は有効です。

海外から日本のVODサービスを見るなら

MillenVPN(ミレンVPN)公式サイトはこちら

WiFiのセキュリティ強化をするなら

ビジネスユースとしては、スイカVPN もあり

国産サービスとして スイカVPN もあるのですが、 Millen VPN よりも各設定としては高めになっています。

Millen VPN が肌に合わないという方は、こちらもチェックしてみてください。

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MillenVPN Native OpenConnect と MillenVPN Native の違いを知る

Millen VPN ですが、一契約で MillenVPN と MillenVPN Native OpenConnectMillenVPN Native の3つのサービスが利用できます。

3つのサービスはすべて、VPN の接続サービスです。

この3つのサービスの違いが気になるかもしれませんが、簡単に表にすると下のような感じ(独断と偏見を含む)です。


項目
MillenVPN
MillenVPN Native OpenConnect
MillenVPN Native
利用用途 ・セキュリティ強化
・世界中の VOD を極める
・匿名性を確保
・多国のIPアドレス利用
簡単 VPN 設定
・セキュリティ強化
・日本国内 VOD を視聴
・中国などのインターネットの制限が特に厳しい国から使用
・セキュリティ強化
・日本国内 VOD を視聴
・インターネットが制限された国から使用
・固定IPアドレスを使いたい
・多国のIPアドレス利用
・VPN 接続に専用アプリを使いたくない
専用アプリ Windows, Mac, Android, iOS, Amazonデバイスに対応したネイティブアプリ OpenConnectアプリを使用
Windows, Mac など
無し(設定は簡単)
Windows, Mac, Android, iOSなど
動画配信サービス 日本国内/国外の多くのサイトに対応 日本国内の多くのサイトに対応 日本国内のほぼ全てのサイトに対応
ブラックリスト化対応 バリバリ対応 消極的対応 ユルめに対応
中国からの接続 対応はしてるつもり 強力に対応
特に制限を受けにくい
まず対応
対応プロトコル WireGuard、IKEv2、OPENVPN OpenConnect IKEv2

表にすると一長一短があるように感じますが、VOD や facebook 程度なら設定できてしまえば、どの方式でも同じです。

一般的なポイント(イメージ)を述べますと、VPN のプロトコルのことがよくわからない(興味ない)人は次のようでよさそうです。

まずは IKEv2 が一番いい感じ、OpenVPN は手軽で誰でも使えて手を出しやすい、凡庸でまとめて使える OpenConnect は管理者(一家の親やアニキ、)は家族のために設定してあげてというイメージです。

これに加えて、各社 VPN の独自規格(WireGuard チューンの NordLynx など)があり、速度を犠牲しないように暗号化の強さとエラー補正などの一部のアルゴリズムを変えて搭載しています。

どの方式を使っても、通信そのものは安全ですが、アプリで一発で設定できるプロトコル(各社独自のものを含む)がお手軽で人気です。

一方で、お手軽設定できるプロトコルは利用者も多いからか、中国国内ではフィルタ・ブロックの対象になりやすいです。

MillenVPN Native OpenConnect と MillenVPN Native は使用するプロトコルが違うので、この2つには互換性がなく、利用するには別途ソフトを用意するか、自分で OS に設定しなくてはいけません(設定はどちらも大したことなく、初心者でもできます)。

アプリの使い勝手ですが、中国から利用するつもりがないのであれば、 NordVPN のアプリがよくできていて、安定もしていると思います。

中国からの通信は、プロトコルがキモ(かも?)

一般に VPN サービスでポイントになるのは、独自プロトコルを提供しているサービスであるかどうかという点です。

独自プロトコルは、文字通り独自なら、その組織以外でのプロトコルそのものの解析は困難になります。

一方で、独自ではなく、どこにでもあるプロトコルであれば、データの中身は分からなくてもプロトコル自体は判断(想像)ができます。

中国国内からは、必要最低限の暗号化通信を除いて、その他は政府の検閲を受け、許可されたパケットしか通過できないという、まことにイヤな感じの制限があります。

一般には、VPN の場合 IKEv2(Internet Key Exchange Protocol Version 2) プロトコルを使えば、ヤバいところでも通信しやすいのですが、IKEv2 は UDP しか使えないというキモがあります。

中国政府絡みのパケット(中国から外に出ていく通信)は UDP のセキュア通信をフィルタする傾向があり、IKEv2 はよくブロックされます。

時折、IKEv2 で通信できてラッキーと思うこともあるそうですが、すぐにブロックされてしまうそうですので、中国側の管理人が監視しているのかもしれませんね。


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参考
MillenVPN Nativeの始め方 – MillenVPN ヘルプセンター
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雑談

今回は個人的に気に入っている Millen VPN をイチオシした感じですが、 NordVPN が本当に中国からのアクセスに全く無力なのかどうか、完全に確認できていません。

というのも、当方が確認したのは中国国内では WireGuard 、NordLynx プロトコルはダメっぽいということだけです。

その他のプロトコルを試していないので、再検証が必要だと考えています。おそらく、一部の地域では OPENVPN で接続できるところがあるのではと予想しています(現在未確認)。

ただ、確実に言えることは NordVPN アプリをスマホに仕込んでおいて、簡単一発設定で国外の facebook にアクセスということはできないようです。


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