Apple デバイスの愛好家は私だけではないはずですが、旅先で iTunes のバックアップを取らないといけなくなった時などのお話です。
小ネタですので、まず結論です。
トラブルの経緯
普段は自宅のデスクトップに iTunes 経由で iPhone をバックアップしています。
今回の私は、次のようなケースでした。
旅先で iPhone のバッテリーが死亡してしまい、妊婦のように iPhone が膨れ上がってしまいました。
というか、ただの充電しすぎでよく起こる事故なのですが、とにかくデバイスを復旧させなければなりません。
適当な家電店かアップルストア、もしくは携帯電話会社で新規に iPhone を契約するなどしてデータを移し替える必要があります。そのためには、まずバックアップ作業をする必要があります。サードパーティのバックアップソフトを使う手もありますが、あの手のソフトは最終的にデータの依存関係が崩れて、初期化を余儀なくされることがありますので、私は純粋に iTunes を使うことにしました。
なお、iPhone のバッテリーは死亡状態ですが、iPad 用のライトニングケーブルで 15 分ほど充電すると、iPhone iOS 自体は起動し、iPhone が PC 経由でバックアップできる状態です。
話が長くなってきましたが、要は今現在持ち歩いているノートブック PCに iPhone をバックアップし、新規の iPhone にリストアしたら、ノートブックの容量を増やすために iTunes ごと消去する予定です(おそらく認証も解除する)。
最近の Windows マシンには apple のサイトから iTunes
ダウンロードしてインストールするのではなく、Microsoft Store 経由で入れることが奨励されています。
iTunes インストールして、まずやるべきは PC の認証です。これをやっておかないと、アプリのパスワード等々をひっくるめてバックアップできず、ただの上っ張りだけのパックアップになるので要注意です。逆に、上っ張りだけ戻せばいいのなら、サードパーティのツールも使えます。
ところが、私の環境ではエラーになります。
その時点で、私のバカ丸出しを気づくべきでした。
勝手に、根拠なく、apple のサーバーが込み合っているものだと判断して、数時間待ちましたが解消しません。
実は、私のラップトップはデフォルトで VPN 経由して外部アクセスするようになっていました。 今回は、ちょっと遠場のプロキシ経由になっていて、実はこれが認証エラーを引き起こしているのではと疑い始めたのが、iTunes インストール後数時間してからです。
オチがショボくて申し訳ありませんが、VPN を経由せずにAppleにアクセスすると、見事認証されました。丁寧に iPhone には何々からアクセスがありました等のお知らせが届きます。
私のようなケースはあまりないのかもしれませんが、お気づかずに悩まれている方がいたら試してみてください。