今年の半ばに差し掛かるころ、GIGABYTE 製の B550I AORUS PRO AX というマザーボードに差し替え、AMD 体制に移行したのですが、ちょっとした問題にまたまたぶち当たりました。
症状
OS: Windows 10 Professional
MB: GIGABYTE B550I AORUS PRO AX
テレワークなどで、bluetooth ヘッドホンなどを一時的に無効にするために、「設定」から「Bluetooth とその他のデバイス」を選び、一度 bluetooth をオフにします。その後、再度オンにしたくても、図のスイッチが現れず、見えなくなります。
ネットで検索すると、大体はドライバが古い、OS のアップデートが行われていないからなどの、毒にしかならないダメダメアドバイスが引っかかります。
極めつけは、「OS を再インストールしてうまく動くかどうかかくにんしろ」みたいな、デキナイPCサポートの子みたいなことを恥ずかしげもなく披露する人もいます。
もちろん、そんな回答を期待しているわけではないので、案の上自己チェックです。
よくよく、マシンの挙動を観察してみると、一度 bluetooth をオフにした時から、ハードウェア的に bluetooth デバイスが認識しなくなることが原因のようです。
マザーボードの欠陥、故障などを疑う声もあるようですが、実際に使っている側からすると「BIOS」まわりからちょっかい出される電圧制御が原因かなという感じもします。
bluetooth まわりがオフにし続ける制御があるのかなという感じですね。そのため、OS からは一切見えなくなります。ドライバや OS のアップデートでうまく治るかどうか微妙な箇所ですね。
対処
ネットで検索すると、神がかり的な治療法をあげている人がいました。
「いったんPCの電源コードを抜いて、5分以上放置、そのあと電源を入れたら認識される」
ドライバ系の誤動作を疑った人は、一見、見逃しがちな対応法ですが、理屈は通っています。
「電源」がつながっている限り、前回起動時のハードウェア設定がキャッシュされていて、再起動時にもそのキャッシュの設定を優先するというやつでしょうか。
電源コードを抜くと、待機電流がオフになり、そのキャッシャも維持できなくなるので、前に起動したハードウェア設定が軽くリセットされるという感じでしょうか。
まず実践
上の解決策は、理屈の上でもあり得るので、この対処法を試しました。
- Windows をシャットダウンします
- 電源コードを抜きます
- バッテリをはずすことができるノートPCの場合は、はずします
- 電源ボタンを、押しては離し、を数回繰り返します。
- 電源コードを再度挿して、電源ボタンを押して再起動です
何もせずに bluetooth 設定(アイコン)が現れました。
あっけなく、問題解消です。
もちろん、本質的な問題(bluetooth をオフにすると、いちいち上の作業が必要)は未解決ですが、わざわざOSの再インストールが必要などにはならないだけマシです。
デスクトップの場合は、放電ができたかどうか怪しかったら CMOS リセットを行うと、高確率で成功すると思います。
ラップトップの場合も BIOS に入ることができれば、リセット系で回復する可能性が高いと思いますが、できればやりたくないですね。
まとめ
Windows で bluetooth のオン・オフができなくなったら?
- とりあえず、電源抜いて完全放電
- それでもだめなら、CMOS リセット
- ドライバのアップデートは最後に試す
詳細な原因をもう少し追究したいのですが、後の課題にします。
他のいい方法を教えてもらったりしたら、また追記します。