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Windows が samba に接続できないときの対応策

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[小ネタ]Windows が旧式 samba に接続できないときの対応策

Windows と UNIX 系ユーザー(場合によってはMacOS)とマシン間の差を意識させないために、ファイル共有には samba を経由することが普通にあります。samba はタダで使えるファイルサーバーソフトとしてとても優秀ですが、Microsoft 互換という位置づけなので、いざ使い続けていると Windows サーバーではまずないようなトラブルに出くわすことがあります。

よくあるトラブルで、古い UNIX 系の OS に乗っかった samba サーバーに、Windows10 からアクセスできなくなる(smb 接続できなくなる)というケースです。単に samba バージョンを上げることで対応できるケースもありますが、簡易ネットワークストレージのような組み込み OS などのケースでは、簡単にいかないこともあります。

そんな時は、クライアント側で何とかするしかありません。本ページは、「Windows10 (Windows11)ユーザーが sambaに接続できなくなった時の、速攻対応法」を紹介します。

まずは、コンパネを起動

Windows がバージョンアップするたびに、コントロールパネル(コンパネ)がどこにあるのか迷いますが、私は次のようにして呼び出しています。
Windows10 コントロールパネルの検索

  1. まず、Windowsキーを押す
  2. メニューが出たら

  3. Windowsキーを離す
  4. 検索ワードを入れるので

  5. 順次cpキーを押して検索
  6. 「c」「p」はコンパネの頭文字を入れて検索しているだけです

Windows10 コントロールパネル
検索結果にコントロールパネルが出てくるのでクリックして呼び出す。

Windowsの機能の有効化を行う

Windows10 コントロールパネル

「プログラム」から「Windowsの機能の有効化または無効化」を選びます。

Windows10 コントロールパネル

その中から「SMB 1.0/CIFS ファイルの共有サポート」を確認します。

Windows の機能 SMB 1.0/CIFS

チェックが入っていないと思いますので、チェックを入れます。これで古いバージョンの samba ストレージにもアクセスできるようになります。

「OK」を押すと、再起動を促されますので再起動します。

多くの samba で共有できないケースでは、これだけで対応できます。

samba は何かとややこしく、設定を少しミスるだけで他の Windows マシンから認識されなくなったりします。突きつめると楽しい部分でもありますが、組み込み系の samba はできる限り改変せずに、クライアント側で対応する方が安全なケースも多いです。samba が古いストレージなどはバージョンアップが不可能なら、そのデータを退避した後は引退を願い、新しいものに取り換えるのが無難です。その際は、上のSMB 1.0/CIFS ファイルの共有サポートは無効(アンインストール)にして問題ありません。

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