VPS比較

サーバー

コスパをバランスさせた個人サイト用のVPS比較

サーバーを借りて、個人レベルのサイトを運用する場合、やはりコスパが気になります。
このページでは、個人レベル(いわゆる小アクセス)のサイトをVPSで構築するときのサーバー選びを考えてみます。

各社、容量ごとにプランが細かく分かれますが、個人の小アクセスということで1GBプランで比較します。
主に、月額1,000円以下に抑えられるVPSを選んでいます。

VPS業者キャンペーン月額料金メモリHDD領域アダルト初期費用無料試用期間プラン変更申込み
WebARENA Indigo360円1V 1GB20GB SSD無料××WebARENA公式サイト
Servers@ManServers467円1GB50GB無料×Servers@Man公式サイト
KAGOYA660円2C 1GB20GB SSD無料×KAGOYA公式サイト
さくらのVPS800円2C 1GB50GB SSD無料〇14日さくら公式サイト
mixhost825円2C 1GB50GB SSD無料△10日間返金保証mixhost公式サイト
ConoHa〇 730円/月880円2C 1GB100GB SSD無料×ConoHa公式サイト
お名前.com VPS896円2C 1GB100GB HDD×無料〇15日△(自分でデータ移行)お名前.com公式サイト
GMOクラウドのVPS
780円2C 1GB50GB SSD無料〇15日GMOクラウドのVPS公式サイト
ABLENET1,220円2C 1.5GB40GB SSD×1,500円〇10日△IP変更ありABLENET公式サイト

サイトで利益が十分に出ていて、多少のサーバーコストが負担できる人は、上の1GBプランより、2GBプランなども検討するとよいと思います。

まず結論だけ

最終的に、大規模サイトに発展させて本気のVPSを決めたい場合は、現状ではAWS(Amazon WEB Service)を選択することなると思います。
細かいことは次回に譲りますが、設定の柔軟性から(設定は難しい)、運用に至るまで、高レベルです。
スペックに不満が出た場合はアップグレード(スケールアップ)も簡単です。
しかし、転送量に対しても課金されるので、最終的な月額料金が読み切れず、結果的に高額になるのが普通です。本ページの個人小規模レベルのサイトには、まだコスト的に敷居が高いサービスです。

そこで、この中の比較リストから、個人運用のベストを選ぶとすれば、DTIが提供する「Servers@Man」が万人にお勧めです。
DTIだけあって、使用中にパフォーマンスが極端に劣ることはありません。

尚、比較リストの中にはヤバイものは載せていないので、どのサーバーを選んでも特に問題になることはありません。しかし、あえてベストを私的な観点で選ぶとすれば、どれに何するかということで選んでいます。

個人利用のVPSではどこをチェックすべきか?

  • アダルトサイトを運用するつもりがあるか?
  • のちのちにプラン変更をする予定があるか?

アダルトサイトを運用するつもりがあるか?

アダルトサイトの運用を考える人は、サーバー選びは慎重に行う必要があります。基本的には「GMOクラウドのVPS」と「mixhost」ぐらいしかありません。GMOグループであっても、「お名前.com VPS」は明確に禁止していますので注意してください。

さくらのVPS」など性風俗店の広告そのものは許可しているサーバーもありますが、きわどい内容になると禁止になるので、原則アダルト系(あるいはそれを連想させるもの)はアウトだと考えておくとトラブルに悩まされません。

当然ですが、法令または公序良俗違反になるサイト運営は、上の表のすべてのVPSで禁止です。アダルト可能VPSは無修正画像が使えるなどと、短絡的な誤解はなさらないようにしてくください。

のちのちにプラン変更をする予定があるか?

VPSの場合、こだわればこだわるほど月額料金が膨大になるシステムになっています。
ストレージ HDD(SSD)容量もあるに越したことはないですが、アダルトサイトのように重いデータ主体のサイト以外は、20~50GB程度で妥協を考えましょう。
それぐらいの方が、バックアップ作業も楽になります。ただ、スマホでも 124GB ストレージがロークラスにラインナップされるご時世で、50GB 以上はあった方が良いと考える人も多いので、どのような構成のサイト運営をするかによって決めるべき点になります。
多くの場合、動画系は YouTube などにリンクを張ることが普通になってきていますので、20GBでも普通に運用は可能です。

プラン変更は、主に使用メモリとストレージ容量を後々変更する可能性がある場合、対応できる会社とそうでない会社があります。
対応できない会社の場合は、旧プランのデータをバックアップし、新プランを契約後にデータをリストアすることで対応します。

スペックに関しては、上の表で取りあげたVPSに関してはどれも似たり寄ったり、運用には問題のない普通のスペックということになります。
一日あたりのアクセス数が30,000程度だと、1GBプランのスペックでもあまり問題になりませんが、その30,000アクセスが夕方八時など特定の時間帯に集中するような場合なら、動作が重くなる可能性は十分にあります。普通はそこそこアクセスがばらけますので、あくまで極端な例です。

小規模個人レベルのサイトの場合、一日当たり3,000アクセス程度に落ち着くことも多いものです。そのような場合は、一契約の同じVPSサーバに10サイトほど載せても問題なく動きます。
そのうちの一つのサイトがブレイクして(バズって)、アクセスが大幅に増えたような場合は、アップグレード(スケールアップなど)を本気で考える必要が出てきます。

ServersMan@VPS

月額料金が安く、バーチャルマシンのスペックも可もなく不可もなくの無難なサーバーです。
小規模個人サイトなら、コスパと総合バランス的にも最強です。

ポイント

  • 月払いなのでvpsの追加・削除が柔軟にできる
  • 上位プランへの乗り換えができる

DTI 系列なので、むやみやたらに一つの VM に多人数を押し込んでコストを浮かせるような真似はしないという点は、信頼できます。
ユーザーは初めに納得したスペックでサーバー運用を意識すればよいので、知らない間にサーバーが重くなっているなんてことはないはずです。
ストレージは25GBずつ増やすことができます(月額料金は100円増し)。ただし、現在はサーバーのスペックを維持するため、追加購入できなくなっています(一時的なものだと思われます)。なお、ストレージ(ディスク容量)はHDDのようです。使用してみた感じでは、速度が遅いとは全く感じませんでした。

WebARENA Indigo

大手NTT系列のVPSとしては、一番安い部類です。特に抑えられた価格が魅力的です。
個人的には、Servers@Man を推しますが、 契約後の「プラン変更」ができない、ストレージが20GBであるという点をどう考えるかが選択のキモになります。テキストベースのサイトであれば、20GBで運営は十分に可能です。40GBにすれば、月額699円ですので、必要な方はこちらで検討するといいと思います。

ポイント

  • 価格も安くSSDを使用た高パフォーマンス
  • あらかじめ動かすアプリやデータが確定している方には最強

デメリットはしっかり押さえておきましょう。プラン変更ができないため、ストレージを増やすようなことはできず、CPUスペックやメモリが足らなくなったときは、サーバー移転ということになります。
バックアップとリストアの作業を自分でやる必要がありますが、上級者にはさほど難しい作業ではありません。
コンテンツを見せるためのサーバーというより、自前アプリなどでサイトを構築したい場合は、価格の安さもありオススメできます。
時間従量課金ですが、Linux 1GB の場合は上限が349円ですので、サーバー料金がバカ高くなることはありません。

さくらのVPS

「さくらのVPS」は古巣の「さくらインターネット株式会社」のサーバーです。さくらのVPSより安いサービスはいくつかありますが、一番運用コストのパフォーマンスが優れるのが「さくらのVPS」です。

「ServersMan@VPS」でも十分処理できるサイトではあっても、さくらにすると体感速度が変わるのは、HDDの代わりにSSD、CPU、ネットワーク帯域などのチューニングが、古巣だけあってしっかりと決まっている感じを受けます。
特にサーバーのスケールアップ(ストレージ容量などを増やすこと)に対応しており、とりあえず試してみたい人ではなく、「今後VPSで運用していく」と決めている方は、月額500円未満のVPSより、1,000円をぎりぎり切る程度のサーバーで始めることをお勧めします。

ポイント

  • SSD、CPU、ネットワーク帯域などのチューニングはさすが
  • ロードバランサ―、追加IPなどのオプションサービス利用可能

個人レベルでは、今後必要になるかどうかは微妙ですが、ロードバランサ―やローカルネット接続、追加IPなどのオプションサービスを利用でき、サイトが育った場合は、間違いなく助けになります。中・大規模クラスのサイに育っても、AWSに移行するまでもなく、桜だけで何とかなる人が多いと思います。

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