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VPS比較

VPS サーバー

コスパをバランスさせた個人サイト用のVPS比較

2020年11月10日

サーバーを借りて、個人レベルのサイトを運用する場合、やはりコスパが気になります。
このページでは、個人レベル(いわゆる小アクセス)のサイトをVPSで構築するときのサーバー選びを考えてみます。

各社、容量ごとにプランが細かく分かれますが、個人の小アクセスということで1GBプランで比較します。
主に、月額1,000円以下に抑えられるVPSを選んでいます。

VPS業者キャンペーン月額料金メモリHDD領域アダルト初期費用無料試用期間プラン変更申込み
WebARENA Indigo360円1V 1GB20GB SSD無料××WebARENA公式サイト
ServersMan@VPS467円1GB50GB無料×Servers@Man公式サイト
KAGOYA660円2C 1GB20GB SSD無料×KAGOYA公式サイト
さくらのVPS800円2C 1GB50GB SSD無料〇14日さくら公式サイト
mixhost825円2C 1GB50GB SSD無料△10日間返金保証mixhost公式サイト
ConoHa〇 730円/月880円2C 1GB100GB SSD無料×ConoHa公式サイト
お名前.com VPS896円2C 1GB100GB HDD×無料〇15日△(自分でデータ移行)お名前.com公式サイト
GMOクラウドのVPS
780円2C 1GB50GB SSD無料〇15日GMOクラウドのVPS公式サイト
ABLENET1,220円2C 1.5GB40GB SSD×1,500円〇10日△IP変更ありABLENET公式サイト

上の表では、mixhost vpsもピックアップしていますが、現在のところ申込み停止中です。おそらく、サーバーが満杯状態で、増設するまで新規申し込みを受けられないという感じでしょうか。ServersMan@VPSも、設備が売り切れ(要するに、一時申し込み停止中)になることがあります。DTIはサーバーの共用人数に厳しく限定しますので、その場合は空きが出るか、サーバーの新規増設待ちになります。


サイトで利益が十分に出ていて、多少のサーバーコストが負担できる人は、上の1GBプランより、2GBプランなども検討するとよいと思います。

2022年12月に非公式でアズポケット株式会社の方にお話を聞いたところ、mixhost vps はどうやらこのまま拡大する予定がない感じでした。理由ははっきりおっしゃいませんでしたが、話の流れからあまり売上に貢献しないなどのマジメな話だったかと。VPS はネットワークのトラブルというより、仮想サーバーそのもののトラブルもレンサバより起きますので、しかも個別事例が多すぎで、管理者の負担が大きいということなんですかね。

まず結論だけ

最終的に、大規模サイトに発展させて本気のVPSを決めたい場合は、現状ではAWS(Amazon WEB Service)を選択することなると思います。
細かいことは次回に譲りますが、設定の柔軟性から(設定そのものは簡単とは言えない)、運用に至るまで、高レベルです。
スペックに不満が出た場合はアップグレード(スケールアップ)も簡単(再インストールとかバックアップ・リストアとかも不要)です。
しかし、転送量に対しても課金されるので、最終的な月額料金が読み切れず、結果的に高額になるのが普通です。本ページが対象とする個人小規模レベルのサイトには、まだコスト的に敷居が高いサービスです。

AWS はクラウドと表現するのが適切ですが、当ページではひとまとめで VPS としてくくっています。本ページでの VPS は自分で最初から設定する必要がある、そして支配権のある専用仮想サーバー程度の意味です。

そこで、この中の比較リストから、個人運用のベストを選ぶとすれば、DTIが提供する「Servers@Man」が万人にお勧めです。
DTIだけあって、使用中にパフォーマンスが極端に劣ることはありません。

コロナ前と比較して、現在は価格と性能が良くバランスされてきましたので、Xserver VPSConoHa VPSを検討しみて、気になるところや不満があれば、他の選択肢を加えていくという検討方法が最もコスパの良い方法です。当サイト的にはさくらのVPSは好きな VPS です。先の二つで満足できない場合は、次の選択肢に入れてみてください。

現在では、標準価格だけで比較すると、自分の使いたい OS が使えなかったり(他社なら使えたり)と落とし穴もありますので注意してください。現実的には、同スペックであればライバル会社同士キャンペーン価格が適用され、価格差は標準価格ほどもないことが多いです。



尚、比較リストの中にはヤバイものは載せていない(悪評が多すぎるものや、危ないものは省きました)ので、どのサーバーを選んでも特に問題になることはありません(月額料金以外は問題にはなりません)。しかし、あえてベストを私的な観点で選ぶとすれば、どれに何するかということで選んでいます。

個人利用のVPSではどこをチェックすべきか?

  • アダルトサイトを運用するつもりがあるか?
  • のちのちにプラン変更をする予定があるか?

アダルトサイトを運用するつもりがあるか?

アダルトサイトの運用を考える人は、サーバー選びは慎重に行う必要があります。基本的には「GMOクラウドのVPS」と「mixhost(現在申し込み停止中)」ぐらいしかありません。GMOグループであっても、「お名前.com VPS」は明確にアダルトサイト運用を禁止していますので注意してください。

さくらのVPS」など性風俗店の広告そのものは許可しているサーバーもありますが、きわどい内容になると禁止になるので、原則アダルト系(あるいはそれを連想させるもの)はアウトだと考えておくとトラブルに悩まされません。

当然ですが、法令または公序良俗違反になるサイト運営は、上の表のすべてのVPSで禁止です。アダルト可能とうたっているVPSだからといって、無修正画像でも大丈夫などと、短絡的な誤解はなさらないようにしてください。

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なお、Xserver VPS に代表される厳しめの VPS であっても、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当しないので、アダルトに関することすべてがダメというサーバー会社は極めて稀有です。

のちのちにプラン変更をする予定があるか?

VPSの場合も、こだわればこだわるほど月額料金が膨大になるシステムになっています。
ストレージ HDD(SSD)容量もあるに越したことはないですが、アダルトサイトのように重いデータ主体のサイト以外は、20~50GB程度で妥協を考えましょう。
それぐらいの方が、バックアップ作業も楽になります。ただ、スマホにも 124GB ストレージがロークラスにラインナップされるご時世で、50GB 以上はあった方が良いと考える人も多いので、どのような構成のサイト運営をするかによって決めるべき点になります。
多くの場合、動画系は YouTube などにリンクを張ることが普通になってきていますので、20GB でも普通に運用は可能です。

プラン変更は、主に使用メモリとストレージ容量を後々変更する可能性がある場合、対応できる会社とそうでない会社があります。
対応できない会社の場合は、旧プランのデータをバックアップし、新プランを契約後にデータをリストアすることで対応します。

スペックに関しては、上の表で取りあげたVPSに関してはどれも似たり寄ったり、運用には問題のない普通のスペックということになります。
一日あたりのアクセス数が30,000程度だと、1GBプランのスペックでもあまり問題になりませんが、その30,000アクセスが夕方八時など特定の時間帯に集中するような場合なら、動作が重くなる可能性は十分にあります。普通はそこそこアクセスがばらけますので、あくまで極端な例です。

小規模個人レベルのサイトの場合、一日当たり3,000アクセス程度に落ち着くことも多いものです。そのような場合は、一契約の同じVPSサーバに10サイトほど載せても問題なく動きます。
そのうちの一つのサイトがブレイクして(バズって)、アクセスが大幅に増えたような場合は、アップグレード(スケールアップなど)を本気で考える必要が出てきます。つまり、最終的にどのレベルまで、どの規模までサイトを拡大させるつもりなのかを見据えて、VPS会社を選ぶと良いでしょう。

圧倒的性能を誇る「シン」世代のVPS『シン・VPS』

2023年1月24の正午まで行われるキャンペーン価格がぶっ飛んでいるので、興味のある方はご利用されることをおすすめします。

エックスサーバー VPS で利用可能な OS は Windows を除く主要 OS を抑えているという感じです。
もちろん、ゲームサーバーとしても利用可能で、代表的なものには「Minecraft Java版」、「Minecraft 統合版など」は設定がマニュアル化されているので簡単です。

対応するアプリは、WordPress(KUSANAGI)、LAMP、Redmine、CentOS、Ubuntu をはじめ、目的に合わせて、さまざまなOS・アプリケーションイメージを利用可能です。

ポイント

  • 国内最大級のバックボーン回線に10Gbpsで直結
  • CPUには第3世代「AMD EPYC(TM)」(コードネーム「Milan」)を採用
  • ストレージに高速インターフェース「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用
  • NVMe ストライピング構成で、高速なサーバー環境

国内シェア一位のレンタルサーバー『エックスサーバー』の VPS サービス。
サーバー管理者権限(root権限)が付与され、アプリケーション開発、Minecraft用サーバー構築、サイトやブログの制作など、サーバーを使い倒すことが可能。
本来は、高度な技術が要求される VPS 設定ですが、比較的設定は優しめに思います。

公開済み
2022年12月20日 3:30

すぐに使える高速レンタルサーバー【ConoHa VPS】

「春一番キャンペーンスタート!」がスタートしています。
2023年2月28日(火)16:00 までです。

  • VPS割引きっぷがおトク!月額601円〜、最大24%OFF!
  • VPS割引きっぷの4GBプランと8GBプランが超得!

最近ノッているGMOのConoHaブランドのVPSです。当サイトが独自に継承した結果でも、数値上は速いサーバー(しかもほぼトップの速さ)になります。そのため、ベストなVPSとして選んでもいいのですが、ほぼ最後発のVPSで運用実績としてはまだ年数が少ないため、あえてランキングには入れていません。実際のユーザーの満足度も高いので、年末にいきなり速度低下の苦情でも溢れない限り、この評判が続けば今後の一押しVPSになる可能性があります。

ConoHa VPS は初期費用不要で、ひと月530円から使用できるのがポイントです。しかし、530円で運用できるのはメモリ 512MB、CPU 1コア、ストレージ 30GB のスペックですので、大したことできないと思います。
現実的には、メモリ 1GB、CPU 2コア、ストレージ 100GB で月額723円のプランになるだろうと思います。スペックを他社の主力プランに揃えると、超格安VPSではないことがよくわかります。ちなみに、メモリ 2GB、CPU 3コア、ストレージ 100GB で月額1,426円のプランも魅力的ですが、もう少し価格を下げてほしいですが、経済的に余裕があれば 2GB プランのほうが快適感は倍増です。ちなみに価格は、3ヶ月以上利用することが前提で、VPS割引きっぷを利用した場合です。一ヶ月単位での契約更新の場合、あまり安くなりません。

ポイント

  • レンサバのConoHa WINGと同一のアカウントが使える
  • DockerやLAMPのみならず、DrupalやJenkins、Joomlaや Minecraft といったイメージも事前に用意されていて、後発ならではの充実度
  • ソフト毎にCentOSとUbuntu系が使い分けられて、ホントにすぐに使い始めることができる
  • 1ヶ月に満たない利用は時間単位の課金へ自動的に切り替わり、常に一番安い料金になるように計算される

私が不満に思うのは、普段は無料利用期間を設けていない点です。最低で10日間ぐらいのテスト体験期間がほしいと思うのですが、「お試し期間が無いのは自身がある証拠」とのことですので、後は利用者次第でしょう。なお、上のリンクから飛べば最大一ヶ月の無料期間が付きます。当サイトでも、2GBのコースが速いことだけは確認できています。

ConoHa VPSは色々なことを試せるVPSです。
つまり、ConoHaは、開発やテスト環境には最適で、サーバーの運用に必要な機能がすべて揃っています。
料金はシンプル!初期費用無料、データ転送量課金無し&無制限。1時間1.1円~/月額542円~で容量最大600GB!
サーバー管理は直観的に操作可能なコントロールパネルから可能。
サーバーのプランや台数の変更も自由自在で、単純構成から高度な開発環境まで、簡単に調達できます。
無償提供の豊富なOSアプリケーションテンプレートをはじめ、追加SSD、グローバルIPアドレス、OpenStack準拠API、ロードバランサーと、機能も満載です。
また、50GBまで無料のイメージ保存や、自動バックアップを利用すれば、大切なデータを守るだけでなく、サーバーの再構築やコピー作成時の雛形としても利用可能です。

さくらのVPS

「さくらのVPS」は古巣の「さくらインターネット株式会社」のサーバーです。さくらのVPSより安いサービスはいくつかありますが、一番運用コストのパフォーマンスが優れるのが「さくらのVPS」です。さくらはVPSは流石なのですが、普通のレンタルサーバーのサービスプランの場合速度的に他社の後塵を拝しています。(詳しくは表示速度に注目したレンタルサーバー比較)。さくらはVPSにフォーカスしてチェックしましょう。

「ServersMan@VPS」でも十分処理できるサイトではあっても、さくらにすると体感速度が変わるのは、HDDの代わりにSSD、そしてCPU、ネットワーク帯域などのチューニングが、古巣だけあってしっかりと決めているからでしょう。古株だけ合って、同スペックのサーバーなら、さくらをまずチェックしましょう。
特にサーバーのスケールアップ(ストレージ容量などを増やすこと)に対応しており、とりあえず試してみたい人ではなく、「今後VPSで運用していく」と決めている方は、月額500円未満のVPSより、1,000円をぎりぎり切る程度のサーバーで始めることをお勧めします。2週間無料で試せますので、ホントに体感的に速いのか確認できます。

ポイント

  • SSD、CPU、ネットワーク帯域などのチューニングはさすが
  • ロードバランサ―、追加IPなどのオプションサービス利用可能

個人レベルでは、今後必要になるかどうかは微妙ですが、ロードバランサ―やローカルネット接続、追加IPなどのオプションサービスを利用でき、サイトが育った場合は、間違いなく助けになります。中・大規模クラスのサイに育っても、AWSに移行するまでもなく、桜だけで何とかなる人が多いと思います。

WebARENA Indigo

大手NTT系列のVPSとしては、一番安い部類です。特に抑えられた価格が魅力的です。
個人的には、Servers@Man を推しますが、 WebARENA (Indigo) の場合は、契約後の「プラン変更」ができないストレージが20GBであるという点をどう考えるかが選択のキモになります。テキストベースのサイトであれば、20GBでも運営は十分に可能です。40GBにすれば、月額699円ですので、必要な方はこちらで検討するといいと思います。

ポイント

  • 価格も安くSSDを使用た高パフォーマンス
  • あらかじめ動かすアプリやデータが確定している方には最強

デメリットはしっかり押さえておきましょう。プラン変更ができないため、ストレージを増やすようなことはできず、CPUスペックやメモリが足らなくなったときは、サーバー移転ということになります。
バックアップとリストアの作業を自分でやる必要がありますが、上級者にはさほど難しい作業ではありません。
コンテンツを見せるためのサーバーというより、自前アプリなどでサイトを構築したい場合は、価格の安さもありオススメできます。
時間従量課金ですが、Linux 1GB の場合は上限が349円ですので、サーバー料金がバカ高くなることはありません。

ServersMan@VPS

VPS

月額料金が安く、バーチャルマシンのスペックも可もなく不可もなくの無難なサーバーです。
小規模個人サイトなら、コスパと総合バランス的にも最強です。

ポイント

  • 月払いなのでvpsの追加・削除が柔軟にできる
  • 上位プランへの乗り換えができる

DTI 系列なので、むやみやたらに一つの VM に多人数を押し込んでコストを浮かせるような真似はしないという点は、信頼できます。
ユーザーは初めに納得したスペックでサーバー運用を意識すればよいので、知らない間にサーバーが重くなっているなんてことはないはずです。
ストレージは25GBずつ増やすことができます(月額料金は100円増し)。ただし、現在はサーバーのスペックを維持するため、追加購入できなくなっています(一時的なものだと思われます)。なお、ストレージ(ディスク容量)はHDDのようです。使用してみた感じでは、速度が遅いとはじませんでした。2023年度以降もこのままのスペックで移行すると、他社の後塵を拝するかもしれませんので、利用者は積極的にカスタマーサポートに意見しておきましょう。

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