［Excel］ナメられないための Excel ショートカット８選！

これだけは抑える Excel のショートカット

Excel で事務をしている人には常識かもしれませんが、ちょっとしたエンジニア（もどきも含む）を自称する人は、このページに乗せているショートカットはさり気なく使えなければいけません。このページの内容を暗記しているだけで、オヤジやオバサンであってもITネイティブの小僧・小娘にはナメられませんので、お手軽な内容になっていると思います。

フラッシュフィル：ctrl + E

ctrl + E で素早くセルを埋めます（フラッシュフィル）。
AI（人工知能）っぽい使い方のできるコマンドで、名前などを姓と名に分けてセルに入れたいときなどに重宝します。

例えば、左の氏名を、姓と名前に分けてセルに入れます。
「八田正夫」氏の名字と名前を別々のセルにしたい場合は、新しいセルに「八田」と入れてあげると、以下のセルも同様の規則で埋めてくれます。
厳密には EmEditor などの箱型選択を駆使してコピペするほうが、間違いが少ないこともありますが、大方このctrl + Eで成功します。

合計計算：alt + =

alt + = は表のデータ部分（数字を）を判別し、合計を算出します。
つまり、矩形の表をまるごと選択し、alt + = を押せば、自動的に縦・横の合計を出してくれるというズルいショートカットです。
事務作業に勤しんでいる方には常識かもしれませんが、プログラマやデザイナーは意外と知らない人が多いように思います。

セル幅調整：alt H O I

alt キーと組み合わせるタイプのショートカットです。alt H O I とやれば、適切なセル幅にそろえてくれるというやつです。

エンジニアの場合、実のところさほど表にデータさえ正しく書き込まれていれば、それが画面上どう見えようがすぐには気にならないものですが（後でなんとでもなると考えがちですので）、めんどくさがらずに、alt を押したあと、順次H、O、I とやってデータの数字を見やすくしましょう。

ドロップダウン入力：alt + ↓

有名または、知らずと使っている alt + ↓ です。
このキー操作は、列にすでに入力した値、つまり、列の上側にあるセルをドロップダウンリストの値として使う時に使います。

数式確認：ctrl + `

Excel のセルで数式を確認したいとき、いちいち数式バーを覗くのは面倒です。そこで、ctrl + ` が活躍です。
ctrl + ` とやれば、セルにそのまま数式が表示されます。

数式縦横コピー：Ctrl + Enter

選択しているセルが編集モードになっている場合に限りますが、数式をまず行でコピーして、その行を列にコピーする手順をまとめて行うのが、Ctrl + Enter です。
早い話、横のセルに数式をコピーし、これをまとめて縦にコピーする作業を一挙動でやるのが、Ctrl + Enter です。

速グラフ作成：alt + F1

素早くグラフを作成するショートカットです。Excel には素晴らしい表作成機能がありますが、手っ取り早く視覚化したいだけのときは、表を選択して、alt + F1 で棒グラフを作成できます。そのグラフはアクティブシートの表の真横に挿入されます。

枠線を消す：alt W V G

Excel のシートのガイドラインを素早く消すショートカットが、alt W V G です。

ガイドラインが邪魔に感じるときは、alt W V G と押してガイドラインを見えなくします。
人によるのかもしれませんが、ガイドラインを消すとストレスも軽減されるらしいです。